【松本市】新型コロナ陽性者の自宅療養について、看護で気をつける点と用意しておくといいものをまとめました。
長野県に2021年2月3日まで医療非常事態宣言が発出され医療状況が逼迫しています。松本市も新型コロナウイルス感染症の新規陽性者が連日確認されており、自宅療養をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時、家族は何をしたらいいのか、またどんなものを揃えたらいいのか、前もって知っておくことは大切です。そこで大切なことをまとめましたので今一度確認してください。
【新型コロナウイルス感染が疑われる方がいる場合の家庭内での注意点】
1.可能な限り部屋を分ける 2.感染が疑われる方のお世話は限られた方で 3.マスクを着用する 4.こまめに手を洗う 5.換気をする 6.取っ手などの共有部分を消毒する 7.汚れたリネン、衣服を洗濯する 8.ゴミは密閉して捨てる pic.twitter.com/QKJ2wmc7VA— 長野県松本市 (@Matsumoto_city) January 15, 2021
<感染が疑われる方や自宅療養の際、ご家族が気をつけること>
◯部屋を分けて感染者を隔離する。部屋を分けられない場合は、少なくとも2m以上の距離を保ち、仕切りやカーテンを使う。ご本人は極力他の人との接触を避け、部屋から出ないようにする。
◯感染者の世話は決まった人がする。基礎疾患がある方や妊婦はしないようにしてください。
◯部屋の中でもマスクをする。使い終わったマスクは紐の部分を持って捨てる。マスクを外した後はアルコール消毒や手洗いをする。
◯こまめに手洗いやアルコール消毒をする。
◯定期的に換気をする。(共有スペース含む)
◯共用部分(ドアノブやスイッチなど)の消毒を徹底する。薄めた家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水吹きする。
トイレや洗面所などは家庭用洗剤と家庭用消毒剤でこまめに洗浄をする。タオルは別々に使う。
◯汚れた衣服等は、マスクと手袋をつけて洗濯する。体液がついたものは、80℃以上の熱湯で10分間消毒してから洗濯をする。
◯鼻をかんだティッシュなどはビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨てる。後は手洗いをしてください。
詳細は、厚生労働省の「新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項」をご覧ください。
自宅療養となった場合、家族がいれば看病をしてもらえますが一人の場合は自分で全てのことを行わなければなりません。家から出られないので、日頃から備えておくと慌てないですよね。災害時の緊急避難袋の中身と重なるものもありますので、日頃から用意している方は少しプラスすれば揃えられると思います。
◯食料品ーレトルトのおかゆやスープ、スポーツ飲料、ゼリー飲料、チョコレートなどもあるといいようです。少し回復した時に食べるインスタント食品や缶詰などもあるといいかもしれません。
◯水(1日2リットル)
◯衛生用品(トイレットペーパー、ティッシュ、マスク、消毒液、手袋、ビニール袋、体温計、ゴーグル、レインコートやかっぱなど)
(◯血液中の酸素飽和度を測るパルスオキシメーター)
長野県では独居者の自宅療養を支援するために1週間分の生活必需品を支援する取り組みも行なっています。パルスオキシメーターも無料で貸与してくれるそうです。詳しくはホームページをご覧ください。
まずは感染しないことが第一ですが、もし感染してしまったら以上のことを徹底して行い、二次感染を防ぎましょう。