【松本市】岡田に2022年8月1日オープン!工事中の松本里山ドアーズにお邪魔してきました!
以前お伝えしたこちら↓
気になっていた松本里山ドアーズ。
工事真っ最中のお忙しい中、スタッフの方に案内していただけることになり行ってきました!
場所は下岡田で岡田東区の信号を西に曲がりしばらく行くと、右手に工事中の建物が見えてきました。
塩倉池を臨む場所に2棟の建物が建設中です。左手の茶色の建物は、泊まりもできるおもちゃ館、奥の黒い建物はゲルに泊まる方が使うシャワーやトイレなどの施設です。
おもちゃ館の室内に入ると一番に大きな木が目に飛び込んできました!
Instagramでアップされていた樹齢500年、1.4トンのけやきの木です!クレーンを使って搬入された様子だったのでどこにあるのだろう?と思っていましたが、おもちゃ館の中にありました。
この大きさ、重さなので、先に搬入してから建てたとのことです。
この木は塩尻の神社にあったものを頂いてきたとのことでシンボルツリー的な雰囲気がしますね。中は洞になっており、子どもが入れるよう入口が作られています。
中に入らせていただきました!
上部が開いているので明るいですが秘密基地のような感覚で、子どもも大人も楽しめそうですね〜!
こちらのスペースは秋頃にカフェとしてオープンするそうです。カフェは泊まりの方以外でも利用できるとのことでした。
存在感のある長〜い木の椅子。何人の子どもが座れるのでしょうね。
使われている木材はすべて国産だそうです。
2階は宿泊スペースになっています。
シャワー棟の屋上からは里山を一望できる景色を堪能できます。
そしてモンゴルのゲルに泊まることができるのも松本里山ドアーズの楽しみの一つではないでしょうか?
こちらはスタッフ用のゲルだそうで、実際に建つのは周りの景色に溶け込む色だそうです。
ゲルの中は天井が高く意外と広くて驚きました。壁と天井部分の木を組み合わせて建てるそうで、モンゴルから直輸入したそうです。
この紐のようなものは、なんと!馬の毛!これで壁と天井部分の木を結んで固定します。釘は使っていません。すごいですよね。
松本里山ドアーズの魅力は、なんといっても里山を存分に楽しめる工夫がたくさんあることでしょう。
子どもはヨーロッパの木のおもちゃでクリエイティブに遊ぶことができますし、大人は例えば何かを作るとしたらまず材料を集めるところからスタートするのです。
火をおこすなら薪を拾うところから始める、といった感じです。
すべてが揃ったゴージャスなグランピングではなく、準備をして行うキャンプでもない。その場にあるものを知恵を絞り工夫して使っていこうという面白い取り組みなのです。
また近くにある牧場と連携したり、栽培した野菜を収穫したりと里山体験がより面白くなることも考えているそうです。
13年ほど前から構想はあったというオーナーの赤沼さん。ドイツの木のおもちゃに親しんでもらう松本わらべ館というイベントを松本市内などで開催していました。しかし、おもちゃの数が増え、拠点となる場所を探していたところ見つかり実現に至ったそうです。
スマホやTVゲームでしか遊ばなくなった現代の子どもたちに創造的な遊びを提供する場所として、また大人も一緒になってクリエイティブに遊ぶことで生きる力がモリモリと湧き上がってくるかもしれませんね。
オープンは2022年8月1日です。今から待ち遠しいですね!
松本里山ドアーズ赤沼様、上條様、岡本様、ありがとうございました!
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