【松本市】2021年9月放映の『ブラタモリ』で紹介された水路のニジマスが見たい!松本の湧水巡りで飲み比べもして来ました♪
↓2021年9月11日に放映された『ブラタモリ』、覚えていらっしゃいますか?
「松本〜国宝・松本城はなぜ愛された?〜」というお題で松本市街地の湧水に関しても取り上げられた回でした。松本市に住んでいても意外とゆっくり見て回ることがなかったので、今回SBCラジオ「もっとまつもと」のパーソナリティー、塚原正子さんに案内していただきました。
塚原さんはご自身でも松本の湧水巡りを企画し、城下町松本の成り立ちなどと絡めた説明がとても好評だったとか。
↑SBC信越放送松本放送局を新築した際に出てきた湧水ということです。もちろん飲めます。
松本市街地には公共の井戸や湧水が約20個ほどあり、それ以外にも私設のものが無数に点在しています。全部見て周るのは大変なので、今回は松本市などから発行されているマップまつもと水巡りを参考にし主要なところだけ周ることにしました。
SBC信越放送松本放送局をスタートし、まずは松本市美術館横の源地の水源地井戸〜源智の井戸に向かいます。
「源智」というのは小笠原氏の家臣だった方のお名前で、ここの所有者でした。
ここは地域の方がよく水汲みに来られていますね。八角形がかっこいい有名な場所です。
↑ここが噂の!ニジマスが泳いでいる水路です。行った時は残念ながら泳いでいるニジマスを見ることができませんでしたが、道行く方が「いつも泳いでいるのを見かけるよ」と気軽に声をかけてくださいました。
しばらく待っていると、柵の向こうから魚の跳ねる音が聞こえたり、ニジマスの赤ちゃんが泳いでいるのを発見したので、確かにここに生息しているのだなと嬉しくなりました。
電柱には『ブラタモリ』で紹介された貼り紙が!
高砂通りから縄手通りへ。
↑四柱神社前にあるなわて若返りの水。
四柱神社の北側、旧松本藩のお屋敷の一部だった辰巳の御庭から東門の井戸へ。
↑ここも『ブラタモリ』に出た北門大井戸です。国宝松本城の北側に位置する井戸。
コップを持っていっていたので、飲んでみました!とても飲みやすく美味しかったですよ。
↑こちらは本町通り、信毎メディアガーデン前にある御使者宿の泉。なぜ御使者宿という不思議な名前がついているかというと、その昔、本町通りの先から勝手に国宝松本城へ向かうことはできず、許しが出るまで使者はこの場所で止め置かれたということでした。そのための宿が建っていた場所なんだそうです。
実際にはもっと多くの井戸や湧水を周ったのですが、その多さに驚きました。人々は昔から現在に至るまで水の恩恵を受けてきたんですね〜。街を歩くと小さな水路もたくさんあり、流れる音がとても心地いいなと思いました。そして、場所により味や匂いも違うのでびっくりでした。
普段、車での移動が多いので、こうやってゆっくりと街を歩くとたくさんの発見があり、松本の街の面白さがわかりますね。
これからいい季節になりますので、まつもと水巡りマップを片手に歩いてみるのはいかがでしょう?マップは松本駅の観光案内所や市内の公共施設に置いています。
塚原さん、ありがとうございました!
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